【研修案内】ダイアローグ研修in埼玉-対話で開く希望・修復に向かう関係性-
2018年11月07日 12:19
ダイアローグ研修in埼玉-対話で開く希望・修復に向かう関係性-のご案内です
講師:白木孝二 NPO法人ダイアローグ実践研究所 / Nagoya Connect & Share
梅崎 薫 NPO法人RJ対話の会 / 埼玉県立大学
日 時:2018年12月8日(土)10:00-16:00
会 場:埼玉県立大学 教育研修棟305研修ホール
費 用:10,000円 RJ対話の会会員は5000円(年会費3000円 当日入会可)
共 催:埼玉県立大学
申 込:11月20日までに、メールにてお申し込みください。
Info.rj.practice@gmail.com
RJ対話の姉妹対話、アンティシペーション・ダイアローグ(AD)が、
その兄弟対話であるオープンダイアローグ(OD)とともにフィンランドから紹介され、
昨年は、埼玉県立大学に筑波大学の斎藤環先生をお迎えし、オープンダイアローグのご講演を頂きました。
来年はフィンランド国立保健福祉研究所トム・アーンキル名誉教授をお迎えして、
アンティシペーション・ダイアローグ(AD)の講演会 2019年4月24日水曜(予定)を準備しています。
そこで、今年12月8日に、RJ対話にもADにも重要なリフレクティングの演習と、
ADを開始する際に必要な早期対話(Early Dialogue)の研修を、今、日本で最も人気がある
白木孝二先生をお迎えして開催することになりました。
ADはクライエントを支援する複数の専門職が膠着状態になっているときに、
その膠着状態をよい方向に少し動かすための行動計画を作る対話です。
組織が膠着状態になっている場合にも用いることができます。
参考文献 トム・アーンキル&エサ・エリクソン著 高橋睦子訳(2018)
「あなたの心配ごとを話しましょう-響き合う対話の世界へ-」日本評論社1400円
この機会に、ぜひ、ご参加ください。
ご参考
ダイアローグ実践研究所 http://www.dialogical.one/ad/hope/
日本で、アンティシペーションダイアローグの認定研修を主宰するNPO法人で、
アーンキル先生も、この法人の理事です。理事は、白木先生同様、オープンダイアローグも実践しており、
日本での講師としてよく知られている人たちです。
RJ対話の会 https://rjtaiwanokai.wixsite.com/info
梅崎が、アクションリサーチ研究とともに設立したNPO法人で、独立型社会福祉士事務所でもあります。
修復的対話(RJ対話)の普及啓発、人材育成、実践を行っています。
修復的対話(RJ対話)について
RJは英語でRestorative Justice、修復的正義と訳される考え方に則り行う対話で平和構築、
葛藤変容の対話として知られています。1974年カナダの司法領域で初めて試みられ、その後世界各地で
紛争解決の対話、対立する関係を修復する対話として普及しています。
主要なモデルは、ファミリーグループカンファランスと、サークルですが、基本原則は同じです。
日本でも、犯罪により被った害を修復する対話として実践されていましたが、
近年学校でのいじめ予防の対話としても注目されるようになりました。予防として用いられる
RJ対話のモデルはサークルで、トーキングサークルという地域づくりの対話があります。
私は2014年から、家族間暴力を予防できる地域づくりをしたいと考え、
このRJトーキングサークルの対話実践と研究に取組んでいます。